うつ病

うつ病は様々な世代に急増している心の病気。アメリカの精神科医、アーロン・T・ベックは、1960年代に憂鬱になる考え方に一定のパターンがあることを証明しました。

このページでは、うつ病の人が陥りやすい思考パターンを紹介します。「もしかして私、うつ病かも?」「家族や友人がうつ病かもしれない」と思った時の手助けになれば幸いです。

自己批判が強い

うつ病の人はほぼ例外なく、自己批判が強いです。自分が役立たずで無価値と考えるため、プライドや自信を失ってます。

極端にプライドが低いため、対人関係において卑屈な態度を取ることがあります。結果、人間関係が悪化し、ますます自信回復への意欲が失われてしまいます。

物事を悪くとらえる

物事をすべて悪くとらえることも、うつ病の特徴です。

私たちは身の回りに起きる出来事を、無意識に解釈しながら生きています。

例えば、朝起きて窓を開けたら、外は雨です。「電車が遅れるかもしれない、嫌だな」と思えば「雨は嫌だ」と解釈したわけです。

「畑に植えた農作物が助かった、ありがたい」と思えば「雨で良かった」という解釈が生まれます。良い・悪いの解釈をせず「天気は変わるものだから」と平常心の人もいます。

うつ状態になると、物事を悪く解釈する傾向が強まります。物事を見たままに受け止めることができず、悪い解釈ばかりを記憶に残してしまいます。

物事を悪くとらえる傾向は、対人関係にも悪影響を及ぼします。会話の中で、相手の言葉の裏を読んだつもりになって、意地悪をされた・批判された等と受け止めることがあります。

不安、絶望感が強くなる

将来に不安や絶望を感じることも、うつの代表的な症状です。「物事が悪い方に転がるだろう」という悲観的な予感をしやすくなります。

「自分は失敗だらけだ」「誰も私を好きになってくれない」の考えを強めると、自殺まで考えることになります。

早めに治療をすれば早く治る

もしかして私うつ病かも?と思ったら、適切な治療と休養が必要です。早めに治療をすれば、早く治せます。

認知療法もうつの症状を和らげる効果があります。物事を悪くとらえる癖が抜けない、悲観的な見方を変えたいのに変えられない等の悩みがある人は、一度行ってみてはどうでしょうか。