新型うつ

新型うつとは、今まで私たちが認識してきたうつ病のイメージを覆すタイプの症状です。会社にいる時に症状を訴えることから「社内うつ」とも呼ばれます。

新型うつに学術上の定義はなく、従来の鬱病とはだいぶニュアンスが異なります。

うつ病と新型うつの違い

うつ病の症状として知られるのは次の状態です。

  • 何に対しても気力が沸かない
  • 自己批判が激しい
  • 罪悪感が強い
  • 将来に対して悲観的

一方、新型うつの症状は次のようなものです。

  • 仕事のときだけうつになる
  • 自分の好きな仕事のときにだけうつの症状が軽くなる
  • 身体的疲労感、不調感を伴うことが多い
  • 今の仕事に適応できない
  • 権利ばかり主張する
  • うつで休職すること、病名を明かすことに抵抗がない
  • 休職手当などの社内制度を熟知しており、上手に利用する傾向がある

典型的なケースは、不本意な人事異動や仕事のストレスをきっかけに発病して、自分から率先して休職します。

また、うつ病で休職しているのにも関わらず、海外旅行に出掛けたり、趣味の活動には積極的に参加するのも、新型うつの人に多く見られます。

復職しても回復しておらず、以前のように休みを繰り返すという傾向がみられるため、職場の同僚や人事が対応に苦慮することが多いようです。