PTSD

PTSDとは、驚異的・破局的な出来事を体験した後に長く続く心身の病的反応で、その出来事の再体験が特徴的な症状です。

阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件の報道で初めて耳にしたという人も多いと思います。再体験とは、その出来事をありありと思い出すフラッシュバック、苦痛を伴う悪夢などを指します。

通常、ショッキングな出来事を体験しても時間が経てば記憶は薄れていきます。しかし、あまりにもショックが大き過ぎる出来事に遭遇すると心に大きな障害が残ることがあります。

主な症状は外傷的な出来事の再体験、類似した出来事に対する強い心理的苦痛と回避行動、過剰な驚愕反応などです。これらの症状が心的な外傷の後、数週間~数か月の間に発症し、その症状が数か月~数年続きます。

外傷的な出来事とは自然災害、事故、犯罪、虐待など、数多くあります。

PTSDは事故や災害にあった人の他、幼児期の性的・身体的虐待の被害者やレイプ被害者にも多く発症します。学校におけるいじめ、教師からの暴力なども重要な要因になっています。