根拠(1)

自動思考の次のステップは「根拠」を洗い出すこと。自動思考を正しいと裏付ける事実を探します。

根拠とは情報や事実であり、解釈ではありません。自分の主観や解釈をシャットアウトして、実際に起きた事実だけを列挙します。

頭の中で考えていることではなく、現実に起きた出来事を書くようにします。Mさんは過去に叱られた経験を「根拠」に書きました。


自動思考
次のテストも100点を取らなければいけない。お母さんに怒られるのは恐い。
根拠の良い例
85点を取ったことがある理科のテストで、52点を取ったら叱られた。
根拠の悪い例
お母さんは私を嫌っている。

「テストで52点を取った時に叱られた」は根拠として成り立ちます。しかしお母さんに嫌われてるとまで考えるのは、行き過ぎた想像です。

背景の理由を探らずに「嫌っている」と言い切るのは100%正解といえません。母親は受験で苦労して欲しくない気持ちが行き過ぎて、娘を責めた可能性もあるからです。

状況
5月21日の夕方、お母さんにテストで100点を取ったことを話した。
気分
恐い90% 緊張50%
自動思考
次のテストも100点を取らないと怒られる。80%
怒られるのは恐い。60%
根拠
85点を取ったことがある理科のテストで、52点を取ったら叱られた。
     

自分の中で考えた解釈は、あくまでも想像の域を越えることはありません。自動思考の内容はひとつの可能性。事実の仮定と考えましょう。

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